従業員が安心して働ける環境づくりのために
~GLTD(団体長期障害所得補償制度)の導入~
株式会社3WM
2006年に名古屋で設立し、自動車や自動車部品の物流サービス、建設機械・トラック・乗用車などの輸出入を展開する株式会社3WM。同社では、新しい人材の採用や従業員が安心して働ける環境づくりを目的とした様々な福利厚生制度の導入を進めていました。
そうした中、マーシュジャパンの提携代理店である、名古屋に拠点を置く保険代理店エフケイ社よりGLTD団体長期障害所得補償保険*の提案を受け、福利厚生の一環としてGLTDの導入を決めました。
*GLTD(Group Long Term Disability:(団体長期障害所得補償)とは、従業員が病気やケガで働けなくなった場合に収入を補償する制度です。欧米では多くの企業で導入されており、日本でも1994年の販売開始以来、上場企業を中心に導入が進んでいます。
事例詳細

株式会社3WM
代表取締役社長
今井健太
株式会社3WMでは、今後到来する労働人口の減少などを見据え、早期の人材確保や従業員定着に向けた取り組みとして、福利厚生制度の強化に取り組んでいました。
具体的には、毎月1回、社員間の親睦を図るための食事会を開催することを福利厚生制度として運用していました。しかし、その食事会も慣例化されるにつれ、当初考えていたイメージから少しずつ離れていき、社内からも様々な意見が生まれたこともあり、福利厚生の見直しを検討することとな
りました。
社内で意見を出し合う中で、従業員の健康管理に繋がる施策や、病気・ケガなどによる就業不能に陥った場合の対策の検討などが声として上がりました。そのタイミングで、マーシュとエフケイが合同で開催したGLTDセミナーに出席したことにより、GLTD導入の検討を始めました。
また、GLTDとの比較検討材料として、他保険代理店からは団体医療保険の提案もありました。株式会社3WMは従業員の意見を取り入れたいという希望もあり、社内アンケートの結果、最終的にGLTDの導入を決めました。
同社では既婚者が多く、入院時の医療費などをカバーする医療保険に比べ、休業期間中の給与がカバーされるGLTDの方が、医療費だけでなく、生活費の一部など総合的に家族を含むサポートが可能なため、社内の支持を得たようです。
「制度導入後、エフケイの担当者によるGLTDの従業員向け説明会がありました。特にGLTDの補償範囲や退職後の扱いなどの質問にもわかりやすく答えてもらえたので、従業員にもより一層の興味を持ってもらえたと思います。」と株式会社3WMの今井社長は振り返ります。
同社では今後の採用活動において、こうした福利厚生への取り組みをメッセージとして打ち出し、採用力の強化や従業員の定着の向上を目指していく考えです。
「大企業と同等の福利厚生制度を導入して、従業員の健康や生活を重視したワークライフバランスの取れた働き方を推進できれば」と今井社長は語ります。
マーシュジャパンは日本で数多くのGLTD制度導入実績があり、この制度を効果的に運営するためのノウハウを持ち合わせています。またその他、従業員向け福利厚生ソリューションと合わせて、企業における戦略的な福利厚生制度のプランニング、実行などをお手伝いしています。